Adobe Creative Cloud インストールでエラーコード 702 原因と対策

毎日のように使用する Adobe アプリケーションを管理するための Adobe Creative Cloud アプリ、このアプリが急にエラーを出すようになり、アップデートもできない、アンインストールもできない、再インストールもできない状態になってしまいました。

発生したエラーコード 702

なにかのはずみで MacBook Air を再起動したら、Adobe Creative Cloud で「エラーコード 702」が発生するようになってしまいました。

このようなエラーが表示されて、Cretive Cloud の操作やインストールが全く出来なくなってしまいました。
ディスクユーティリティで、FirstAid してファイルの権限を修復しても、再起動しても 再インストールができません。

エラーメッセージには、Adobe Creative Cloud を Adobe のサイトからダウンロードして再インストールも試すように指示がありましたので試してみますが…

エラーコード 702 というエラーを発生させて 端末の認証が失敗し 再インストールもできません。

問題の原因と修復

この問題は、インストーラーが使用する一時ディレクトリ (/private/tmp) への書き込み権限の異常が原因のようです。
色々なアプリケーションをインストールする中で設定が変わってしまった可能性があります。

エラーコード 702 を解決するには以下の操作を実行します。
※) chmod コマンドで手軽に変更したいところですが、複数のアクセス権限があるので ファインダーから操作することをオススメします。

tmp ディレクトリに読み書きの権限を追加する

ファインダーのメニュー「移動」から「フォルダへ移動…」を選択します。

「フォルダの場所を入力」で /private を入力して移動します。

tmp ディレクトリを選択して Command+i で tmp ディレクトリの情報を表示します。

tmp の書き込み権限の変更

tmp ディレクトリの情報ウィンドウの一番下「共有とアクセス権」を表示します。

ウィンドウの 鍵マーク をクリックして認証を成功させ、情報の変更ができるようにします。

システム、wheel、everyone のすべてが「読み書き」できるように変更します。

変更が終わったら、ギア・マークから「内包している項目に適用…」を選択して tmp 以下のすべてのデータの権限を変更します。

アクセス権限の変更が終わったらウィンドウを閉じて Adobe Creative Cloud のインストーラを開きます。

Adobe Creative Cloud の再インストール

tmp ディレクトリに読み書きの権限を付与したら、Adobe Creative Cloud のインストーラーを起動します。
一時ディレクトリの読み書きができるようになったことで、端末の認証が実行でき Creative Cloud がインストールできました。

もう少しストレートな エラーメッセージなら判りやすいのですが。
この /private/tmp は、色々なアプリの 一時ディレクトリとして使用しているようなので、同じような書き込みエラーが発生したら確認するようにします。

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