macOS Catalinaでファンが高速回転 accountsd高負荷の対策

2020年 9月下旬にリリースされた macOS Catalina 10.15.7 にアップグレードしたら、MacBook Airのファンが爆音を鳴らして高速回転するようになりました。

そろそろMacBook Airも買い換えなのかなと思ったのですが、アクティビティモニターでCPUを占有しているプロセスを確認すると「accountsd」というシステムのプロセスが200%のCPUを使い切っていました。

ファン爆音の犯人 acountsd

accountsdは、Appleの情報をみると Accounts frameworkという、ユーザーのログイン認証を管理して、アプリから外部アカウントへのアクセスを管理するプロセスのようです。

The Accounts framework provides access to user accounts stored in the Accounts database, which is managed by the system. An account stores the login credentials of a particular service, such as Twitter, and you use those credentials to authenticate with the service. When you integrate the Accounts framework into your app, you don’t need to store account logins yourself. Instead, the user grants your app access to use their account login credentials, bypassing the need to type their username and password. If no account for a particular service exists in the user’s Accounts database, you can let them create and save an account from within your app.

accountsdの高負荷の対策

英語のコミュニティなどでは、すでにいくつかの対策がでており、その内容に従って対策してみました。

  • Apple IDのサインアウトと再サインイン
  • MacのSMCとNVRAMをリセット
  • Spotlightの設定の変更
  • accountsdのデータベースの再構築

この中で最後のaccountsdのデータベースの再構築は、データ破損の恐れもあり、この対策をしなくても結果手にはCPU高負荷はおさまりました。

Apple IDのサインアウトと再サインイン

一番簡単な方法で、効果がある内容のようです。
Apple IDからサインアウトますので、事前にアカウント名とパスワードは確認しておいてください。

「システム環境設定」アプリから、Apple ID > 概要 > サインアウト を実行します。
サインアウトした状態で、Macを再起動します。

MacのローカルにあるiCloudのデータを削除するかときかれるので、私は念のためデータを残した状態でサインアウトしました。

再起動後に、「システム環境設定」から、Apple ID をクリックして サインイン します。

SMC/NVRAMのリセット

Macの調子が悪くなると SMC と NVRAMのリセットを1回はやるというくらい定番の SMC/NVRAMリセット。
アップデートの後や、タッチパッド,ディスプレイのコントロールがおかしくなったときにもお世話になっています。

NVRAMのリセットは簡単で、Macをシャットダウンして、起動時に「optoin」+「Command」+「P」+「R」を同時に押しながら電源を入れます。
電源を入れた後も 20秒くらい押し続けると、Macが再起動してNVRAMのリセットが完了します。

詳しくは、サポートのページをご覧ください。

SMCのリセット方法は、機種によってことなります。
基本的には、シャットダウンした状態で「左(機種によっては右)シフト」+「Control」+「Option」を押したまま、電源をいれます。

こちらも詳しくはサポートのページで確認してください。

accountsdの対策の結果

この2つの対策をして、最後に再起動したところ、accountsdの高負荷問題は再発せずに解決できました。

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