音声ファイルの差分確認 Audacity


HP-A8でオーディオ環境を再構築したことで気になることがでてきました。
「アップサンプリングって、どれくらい音の補完をしているの?」

CD音源(44.1kHz)を4倍にアップサンプリングしているのであれば、CD音源でなくなっている音が補完されているはずです。
スピーカーやヘッドホンで音楽を聴いて、確かにアップサンプリングした方が音の細かさが上がっていますが、どれくらい違いがあるのかを確認してみました。

準備したものと環境

アップサンプリングを確認するために、次のものを用意しました。

Audacity
今回メインとなるアプリケーション
TASCAM DR60DmkII
24bit/96kHzで録音できる環境
CD音源 WAV(ソース音源)
元になる楽曲。
1kHzトーン発信のWAVファイル
1kHzのトーンWAVファイル

1kHzのトーンファイルは、Audacityの機能で[ジェネレータ]-[トーン]で作成したファイルになります。
このファイルは、ソース音源の最初に挿入して、録音したファイルのスタートポイントを見つけるために使います。

差分をとるWAVファイルの準備

ソース音源の準備ができたら、DR-60DmkIIで録音を開始します。
録音したファイルは次の2つ。

  • アップサンプリングなしWAV:ソースA
  • 4倍アップサンプリングWAV:ソースB

録音は HP-A8 の RCA出力から DR-60DmkIIのch3,4(ラインイン)に接続して、録音レベルでリミッターがかからないくらいのレベルに調整しました。

Audacityで音楽差分の確認

ソースAとソースBが準備できたらAudacityに読み込んで差分を確認します。
手順は次の通り。

  • ソースAをAudacityで読み込み
  • 追加でソースBを読み込み
  • 最大にズームして1kHzトーン部分で音源を切り取り(スタートポイントを合わせる)
  • ソースAを選択
  • [エフェクト]から[上下反転]を実行

これでできあがったデータが差分のデータになります。
再生すると、CD音源を録音したもの(ソースA)とアップサンプリングしたもの(ソースB)の音の差分を聴くことができます。
音声レベルが低くなっていますが、楽曲が聴けるほどアップサンプリングによって音が補完されいることが確認できました。

本当に差分なのか確認する(練習編)

本当にこの手順で、差分が確認できているか不安になります。
そこでソースAを別ファイルにコピーして(ソースC)、ソースAとソースCをAudacityに読み込んで、同じように上下反転させてみます。
同じファイルですので、差分はなくなり、無音状態のデータが抽出できます。

差分の確認方法としては間違っていないようです。