やっぱりFAXは必需品か・・・ でも紙は出したくないぞっと

自宅でも仕事なんかをしていると、クライアントさんや業者さんから「FAXで送っていいですか?」と聞かれることが多々あるんですよね。今までのお客さんの多くは電子メールに慣れているので「メールでお願いします」といっていたのですが、今お付き合いしているお客さんは、メールなどはあまり使わない方なので、その都度紙の受け渡しでお客さんのところにお邪魔していました。


ただ、書類の受け渡しだけでお邪魔するのも大変なので、自宅にFAXをおくことにしたんですが、それでも普通紙FAXだと紙が大量に出てしまうし、保管も面倒・・・




ということで、自宅で動いている メールサーバに FAXモデム(PCI) を追加して、FAXサーバを作成しました。Windows環境でもFAX受信はできるんですが、Windowsを24時間立ち上げておく趣味はないので、常に立ち上がっている Linuxのメールサーバに構築。


最初は 留守番電話はダイヤルインもしてみたかったので、mgetty+sendfax という組み合わせを考えていたのですが、これは FAX Class2 のみの対応。今回入れたPCIのFax modemは、Class1のみだったので、eFaxというソフトを選択(よくよく考えれば、ISDN回線なので、ISDNルータでPIAFSのダイヤルインできるしLinux側で実装する必要なしですわ)。


今回使ったものは下記の通り・・・



  • RedHat Linux 9 ベースサーバ(まだ RedHat9なのは、単なる趣味です)
  • OMRON VIAGGIO ME5614PCI2 (Linux でも使える内蔵モデム)
  • eFax と Ghostscript など (Yumでインストール)

eFaxインストールして、inittabに設定を追加すると、簡単に受信できました。


ただ、受信ファイルはTIFF形式で保存されるので、何かと取り回しが不便。ちょっとググッたら、TIFFをPDFに変換するスクリプトが公開されていたので、それをインストールして、ついでにFaxを受信したら、Faxの情報をメールでケータイに飛ばすように設定。


いい感じで動いています。
必要な書類であれば、その分だけ印刷すればいいし、いらないFaxは、そのまま 削除してしまえばOKなので、便利です。Faxの送信も pdf ファイルを作成して、スクリプトで送信できますので、こっちも紙を出す必要がありません(単にFaxを回覧するなら、受信したFax/pdfをそのまま送信しちゃえばOKだし)。


・・・まあ、もともとが TIFFデータなので、内容の検索などが問題になりますけど、そのあたりはこれから解決していかなきゃ。


pdfにプロパティで情報を埋め込めた気がするんで、そこに受信日時と送信元の電話番号でも記録するようにしておこうかな・・・

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